日本航空(JAL)は5月30日、産地直送オンラインショップ「SORAKARA OTODOKE」を、総合オンラインショッピングモール「JAL Mall」内にオープンしたと発表した。
JAL Mallは、同社とJALUXが5月30日より開始した総合オンラインショッピングモール。国内有数ショップとの提携により、ファッション、生活雑貨、家具・家電、グルメなどの幅広い分野の全29ショップ(JALグループのショップを含む)が出店している。
また、JMB会員であれば、「JMBお得意様番号」と「パスワード」でログイン可能。マイルを交換して使える「JALお買いものポイント」が利用できる(1000マイル単位で1000ポイントに交換。1ポイント1円として利用可能)。
加えて、「JMBお得意様番号」でログインして買い物を行うと、100円につき1マイルたまる。また、JALカードでの支払いで200円につき2マイル、JALカードショッピングマイル・プレミアムに加入する場合には100円につき2マイルがさらに積算。これにより、100円につき最大3マイルがたまるようになる。
同社では、貨物郵便事業において、地域産品の取り扱い拡大を推進。これまで、産直アンテナショップSORAKARA OTODOKEを運営してきた。
今回、より多くの生産者と購入希望者を直接つなぐオンラインショップを開始。地域産品の魅力をさらに広めることを通し、地域活性化やフードロス削減、物流の2024年問題など、社会課題解決にも取り組んでいく。
今回開始するSORAKARA OTODOKEでは、マッチングプラットフォームを採用。生産者はいつでもこだわりの旬の食材を、約3000万人のJALマイレージ会員をはじめ、多くの希望者へと直接販売できるようになる。一方、希望者も産地直送の食材を自宅で受け取ることが可能。
また、配送設定日に「朝どれ食材」がその日の内に届く、同社の空輸便を活用した配送サービスを採用。対象地域は、東京都大田区、品川区、目黒区、港区、中央区、江東区となっており、配送エリアは、今後順次拡大する予定。
今後は、現地でしか味わえなかった朝どれ鮮魚やつくりたてのスイーツなど、商品ラインアップを拡大する予定としている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」