三井不動産は5月29日、創立80周年記念に実施した「未来特区プロジェクト by MitsuiFudosan Co.,Ltd.」を、「未来特区プロジェクト by 三井不動産」(未来プロジェクト)として再始動すると発表した。

未来プロジェクトは、「環境サステナビリティ」と「文化・クリエイティブ」を、次世代の街づくりに向けた「注力領域」と設定し、その領域における事業の共創を、スタートアップ、アカデミア、クリエイター、大企業等の多様なプレイヤーとともに推進するオープンイノベーション・プロジェクト。
本プロジェクトは、2021年から2022年にかけて実施した未来特区プロジェクト by MitsuiFudosan Co.,Ltd.」のパートナーとの事業共創をさらに発展させたもので、継続的なプログラムとして再始動する。
再始動にあたって、5月29日よりポッドキャスト「未来特区トーク」の配信を開始。「未来特区トーク」は、各界の有識者ゲストとともに、業界のビジネス潮流やゲストの取り組みに触れ、都市の未来や今後の共創の可能性を幅広く妄想し、構想する音声コンテンツとなる。
6月20日には、東京ミッドタウン八重洲において、キックオフイベント「未来特区フォーラム」を開催。プロジェクトおよび各企業との共創実績の紹介に加え、各界の有識者ゲストともに、都市の拡張や可能性などの展望について対談するイベントとなる。「未来特区フォーラム」は、コンテンツ配信やイベント開催等、その後も定期的に開催する予定だ。
なお、「未来特区プロジェクト」の推進にあたっては、設定した「注力領域」ごとに、三井不動産が中心となり、専属的に共創パートナーの探索と新規事業化の検討を行うチームを組成。「未来特区トーク」での情報発信、および「未来特区フォーラム」等のイベントやプログラム実施に加え、共創パートナーの探索も行う。
また、新規事業化にあたっては、スタートアップとの共創に取り組む「31VENTURES」、新たな価値創出と社会課題の解決を目指す人々が集うビジネス拠点「BASEQ」等、三井不動産のリソースを活用するほか、出資や共同事業、合弁会社の設立等も検討するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ひとごとではない生成AIの衝撃
Copilot + PCならではのAI機能にくわえ
HP独自のAI機能がPCに変革をもたらす
プライバシーを守って空間を変える
ドコモビジネス×海外発スタートアップ
共創で生まれた“使える”人流解析とは
【独占】生成AI勃興でリストラ敢行 巨額調達ダイニーが人材削減に踏み切った理由
【独占】みずほFG傘下の道を選んだUPSIDER宮城社長インタビュー 「スイングバイIPO当然目指す」
メルカリが「2四半期連続のMAU減少」を恐れない理由--日本事業責任者が語る【インタビュー】
なぜPayPayは他のスマホ決済を圧倒できたのか--「やり方はADSLの時と同じ」とは
AIが通訳するから英語学習は今後「オワコン」?--スピークバディCEOの見方は
パラマウントベッド、100人の若手が浮き彫りにした課題からCVCが誕生
野村不動産グループが浜松町に本社を「移転する前」に実施した「トライアルオフィス」とは
「ChatGPT Search」の衝撃--Chromeの検索窓がデフォルトで「ChatGPT」に
「S.RIDE」が目指す「タクシーが捕まる世界」--タクシー配車のエスライド、ビジネス向け好調
物流の現場でデータドリブンな文化を創る--「2024年問題」に向け、大和物流が挑む効率化とは
「ビットコイン」に資産性はあるのか--積立サービスを始めたメルカリ、担当CEOに聞いた
培養肉の課題は多大なコスト--うなぎ開発のForsea Foodsに聞く商品化までの道のり
過去の歴史から学ぶ持続可能な事業とは--陽と人と日本郵政グループ、農業と物流の課題解決へ
通信品質対策にHAPS、銀行にdポイント--6月就任のNTTドコモ新社長、前田氏に聞く
「代理店でもコンサルでもない」I&COが企業の課題を解決する