公式モバイルアプリを待ち望んでいた「ChatGPT」ユーザーは、ついにそれを手に入れることができる。OpenAIは米国時間5月18日、高い人気を集める同社のAIチャットボット「ChatGPT」の「iOS」アプリをリリースした。このアプリはウェブサイトと同じ機能を提供し、質問や要求を入力すると、AIが生成した情報を返す。
同アプリは、OpenAIのオープンソースの音声認識システム「Whisper」を使用して、質問をキーボードで入力する代わりに音声で入力できるようになっている。また、チャット履歴をデバイス間で同期するため、ユーザーは前回の会話の続きからチャットを再開できる。有料版の「ChatGPT Plus」に加入すれば、新機能を一足早く利用したり、「GPT-4」の高度な機能を利用したりもできる。
OpenAIは同アプリについて、広告が混ざることなく的確な情報を提供する瞬時の回答、特定の関心や趣味に合わせたアドバイス、コンテンツを生成するための創造的なインスピレーション、アイデアや技術的課題を支援する専門的な意見、新しい言語や歴史などの学習機会などを提供するとしている。
同社は新しいアプリの提供をまず米国で開始し、今後数週間のうちに他の国に拡大していくという。「Android」版も近く提供すると予告している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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