IDCは、タブレットとChromebookの世界市場に関する調査結果の速報値を発表した。2023年第1四半期の出荷台数は、タブレットが3070万台で前年同期の3800万台に比べ19.1%減、Chromebookが380万台で同550万台の31.0%減だった。
タブレットの出荷は大きく減少しているものの、これでパンデミック前の水準に戻った状況だそうだ。具体的には、2019年第1四半期が3010万台、2018年第1四半期が3160万台。
販売業者はタブレットの新モデル登場前に在庫を一掃したいと考えているため、2023年上半期の販売業者向け出荷は低調と予想する。2023年下半期については、オフィス回帰や消費者の支出引き締めで需要低迷が続く一方、世界経済復調の兆しや弱まるインフレで出荷改善の可能性もあると見込む。
タブレット出荷台数の上位5ベンダーなどは以下のとおり。括弧内は、いずれも前年同期の数値と前年同期比。
Chromebookの出荷は大きく落ち込んだものの、2023年下半期にChrome OSのライセンス料が値上げされるとの予測があるため、第1四半期の終盤にやや持ち直した。
Chromebook出荷台数の上位5ベンダーなどは以下のとおり。括弧内は、いずれも前年同期の数値と前年同期比。
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