property technologies、クラウドファンディングで1億円の資金調達--中古住宅の仕入に充当

 不動産価格査定や中古住宅再生事業などを手掛けるproperty technologiesは5月1日、個人が1円から企業への貸付投資ができるサービス「Funds(ファンズ)」を通じて、クラウドファンディングを実施し、「プロパティ・テクノロジーズファンド#1」で、投資受付金額1億円の資金調達を達成したことを発表した。


 property technologiesは、不動産価格査定実績や不動産販売で培った取引データ・ノウハウを背景に、利便性の高い不動産取引を提供する。同社は市場規模の大きいエンド顧客と直接取引を行う手段として、2021年7月からiBuyer(アイバイヤー)プラットフォーム「KAITRY」を展開している。iBuyerとは、AIの価格査定アルゴリズムを活用して不動産を査定し、不動産会社または不動産ポータルサイトが売り手から直接物件を買い取る不動産売却のビジネスモデルのこと。

 今回資金調達を達成した1億円は、個人から直接の住宅売却の問い合わせが増えているKAITRYによる、中古住宅の仕入に充当していくという。同社はKAITRY経由でエンド顧客の幅広いニーズに直接応えていくことで、新たな市場、「誰もが」「いつでも」「何度でも」「気軽に」住み替えられる未来の創造を目指す。


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