マジェステは4月20日、中小企業向け補助金申請に必要な事業計画を作成できるクラウドサービス「KAKERU(カケル)」の提供開始を発表した。
本サービスは、中小企業向け補助金の審査項目を満たす事業計画を、システム上のガイドに沿って簡単に作成できるクラウトツール。補助金を申請したい企業だけでなく、地方銀行や士業など中小企業の支援事業者も利用することができる。
マジェステによると、初めて事業計画書を作成する場合、「何を書くべきか?」から考える必要があり、50時間以上かかるのが一般的だという。本サービスの利用による時短で、事業計画書作成にかかる時間を、約2分の1(マジェステ調べ)に短縮できるとしている。
入力機能として、ツールのガイドに沿って入力し、計画の自動計算ツールや事業に合う計算式を提案する「数値計画作成」、審査項目を踏まえた章立てや事業に合わせた例文を提案する「文章作成」、スケジュール、体制、競合比較等、入力のみで表出力する「図表作成」を備える。
例文は、製造業、IT業、建設業、飲食業、宿泊業など、幅広い業種の事例やフレームワークを提供し、最適な例文や計算フォーマットを選択することで、企業に合う例文を利用できる。
マジェステは、認定経営革新等支援機関としてコンサル支援先採択率96%の実績があり、そのノウハウを生かして審査項目を網羅する計画書の作成が可能。利用料金は申請事業1件あたり9万円で、マジェステコンサルタントのアドバイスを受けられる、オプションサービスも用意している。
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