[ブックレビュー]時価総額国内トップ3が「歯を磨くように」当たり前にやっていること--「キーエンス解剖」

フライヤー編集部2023年04月22日 08時00分
日経BP社
内容:キーエンスはBtoB事業ということもあり、どういった事業の会社なのか、世の中でそこまで広くは知られていないかもしれない。だが、キーエンスを語る数字を見れば、いかに目覚ましい成長をしている企業なのかがわかるだろう。

 キーエンスはBtoB事業ということもあり、どういった事業の会社なのか、世の中でそこまで広くは知られていないかもしれない。だが、キーエンスを語る数字を見れば、いかに目覚ましい成長をしている企業なのかがわかるだろう。

 時価総額(2022年11月28日終値時点)はトヨタ自動車、ソニーグループに続く国内トップ3。平均年収は2183万円、売上高営業利益率は55.4%、自己資本比率は93.5%にのぼる(2022年3月期)。本書はキーエンスの強さの仕組みを「解剖」していく。同社の主力はセンサー事業で、商品は1万種以上におよぶが、新商品の7割は「世界初」「業界初」を謳っている。シェア拡大を支えるのは、社員が直接出向く直接営業。注文を受けると即日出荷する即納も、キーエンスの売りのひとつだ。

 キーエンスの強さは、属人的なものではない。成長する仕組みを作り、それをやりきる風土がある。それがプロフェッショナル集団をつくり、キーエンスの強さの源泉となっているのだ。例えば、営業担当者はベテランも新人も、毎日ロールプレイングを繰り返す。1分単位で商談内容を上司と共有する。他の企業の営業担当者なら「意義はわかるが、そこまでストイックにやれないよ」と思いそうなことを、キーエンスではまるで「歯を磨くように」当たり前にこなしていくのだ。

 今まで謎のベールに包まれていたキーエンス。顧客の心を掴み、高収益をあげ続ける神髄にふれてみてはいかがだろうか。

今回ご紹介した「キーエンス解剖 最強企業のメカニズム」の要約記事はこちら。この記事は、ビジネスパーソンのスキルや知識アップに役立つ“今読むべき本”を厳選し、要約してアプリやネットで伝える「flier(フライヤー)」からの転載になります。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]