デジタル大臣を務める河野太郎氏は4月14日、各省庁の働き方改革における「ChatGPT」などのAIの利用について「ハッカソンのようなものを開催していきたい」と述べた。
衆議院の内閣委員会で河野大臣は「AIは大量の情報を効率的に処理できるという観点から、霞が関公務員の働き方改革に資するところは多々ある。内閣人事局では、デジタル庁の支援を受けながら、各省でどのようにAIを活用すれば働き方改革に資するかという、ハッカソンみたいなものをやりたい」と述べた。
一方で「AIには機密情報や情報がどこでどう処理されるかといった様々な課題がある。実際にはこうした課題をクリアした上でAIを使っていくことになると思うが、なるべく早く実現できるように積極的に努力したい」とした。
内閣委員会後の記者会見で河野大臣は、ハッカソンについて「まずざっくりしたアイデアを出してもらいたい」とコメント。開催時期については「内閣人事局に指示を出したばかりなので、いつ頃というのはもう少し待っていただきたい」とした。
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