「ChatGPT」などの人工知能(AI)ツールが大人気になり、多くのユーザーを獲得したことから、昨今はAIに関する政策が旬のトピックになってきた。そうした状況を受け、Joe Biden政権は米国におけるAI関連政策の次の段階を検討するため、国民に意見を求める。
米商務省の国家電気通信情報庁(NTIA)は米国時間4月11日、AIの説明責任に関するパブリックコメントを募集すると発表した。
この意見募集を通じ、国民はAIに関する政策について、さまざまな考え、懸念、フィードバックを共有するよう奨励されている。具体的には、「AIの監査、評価、認証や、AIシステムにおいて獲得された信頼を生み出す他のメカニズム」の策定を支援し得る知見を求めている、とNTIAは説明している。
意見募集は、発表から60日後の6月10日に締め切られる。集められたすべての意見は、NTIAからBiden政権に届けられ、AIに関するユーザーの安全性を確保する政策の立案に役立てられる見込みだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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