ソニー、人の声が聞き取りやすいサウンドバー--3.1chスピーカーでサラウンド感も

 ソニーは4月10日、人の声の聞き取りやすさを重視したサウンドバー「HT-S2000」を発表した。幅800mmのコンパクトボディに3.1chスピーカーを備え、独自の立体音響技術で広いサラウンドを再現する。発売は6月10日で、想定税込価格は7万2000円前後になる。

「HT-S2000」
「HT-S2000」

 HT-S2000は、フロントスピーカー2つとセンタースピーカー1つ、内蔵サブウーファー2つを1つのボディに収めた3.1chサウンドバー。「Dolby Atmos」「DTS:X」に対応する。すべてのスピーカーユニットに、振動板の面積を拡大させた「X-Balanced Speaker Unit」を使い、歪みの少ないクリアな音質を再現する。

 独自のバーチャルサラウンド技術「Vertical Surround Engine(バーティカル サラウンド エンジン)」と前方2つのスピーカーだけで仮想的に5.1チャンネルのサラウンド音場を再現する「S-Force PRO フロントサラウンド」により、広がり感を表現。2chコンテンツも立体的な音場で再現する「サウンドフィールド機能」は、ストリーミングサービスなどの2chコンテンツにも使える。

 本体サイズは高さ64mm×800mm×奥行き124mmで、重量約3.7kg。専用アプリ「Home Entertainment Connect」に対応し、セットアップをサポートするほか、サウンド設定など、細かな操作もアプリ上から可能。別売のサブウーファやリアスピーカーを組み合わせてのシステムアップもできる。

リモコン
リモコン
パッケージは環境に配慮したものを採用する。緩衝材に100%再生紙を使用したほか付属品のプラスチック包装を削減。持ち手もプラスチックから木材繊維由来の布に変更したという
パッケージは環境に配慮したものを採用する。緩衝材に100%再生紙を使用したほか付属品のプラスチック包装を削減。持ち手もプラスチックから木材繊維由来の布に変更したという

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