Googleは米国時間3月29日、極端な暑さに関する新しいアラートを検索結果に追加することを明らかにした。この機能は、数カ月のうちに提供開始され、熱波に関する情報や、安全に過ごすためのアドバイスを表示する予定だ。春から夏にかけてのこれからの時期には高い気温が予想されており、極端な高温状態は、熱中症、死、山火事につながる恐れがある。
Googleは、2022年夏に熱波に関する検索が記録的な多さだったことを挙げて、極端に高い気温に関する情報を検索すると、該当する場合は警告とともに、「熱波の予想開始日と終了日、涼しく過ごすためのヒント、それに関連する健康上の注意事項」が詳しく表示されるようになると述べた。同社はGlobal Heat Health Information Network(GHHIN)と提携することにより、正確で信頼できる情報を提供するという。
Googleは、各地で異常気象や災害が発生した場合の支援に取り組んでおり、この動きはその取り組みの一環である。同社は危機対応イニシアチブとして、山火事の追跡や、洪水、地震、ハリケーンの警告を行うツールなどを提供している。ユーザーは、アラートや天気予報に加えて、自分自身の身を守るための方法や、地域のリソースが見つかる場所について、情報を得られる。
Googleは、AIを活用した「Tree Canopy」ツールの提供範囲を、世界中の約350の都市に拡大したことも明らかにした。このツールは、航空写真を利用して、各都市が所定の地域内のどこに樹木を植えるかを判断できるように支援するもの。自治体は、どこに樹木を追加すれば木陰が増え、気候変動の影響が緩和されるかを評価できる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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