「iPhone」の「Face ID」、画面下への埋め込みは2025年以降か

David Lumb (CNET News) 翻訳校正: 編集部2023年03月13日 09時34分

 2022年4月、Appleに詳しいアナリストのMing-Chi Kuo氏は、2024年の「iPhone」で「Face ID」のコンポーネントがディスプレイの下に埋め込まれるとの予測を示した。そして今回、この実現が2025年以降になるとの情報が出ている。

iPhoneの画面上部
提供:James Martin/CNET

 iPhoneでは、赤外線カメラやプロジェクターを含む一連のセンサーが、ノッチまたはパンチホールの下に配置された前面カメラと連携して動作することで、Face IDを実現している。Face IDのディスプレイ下への内蔵は、「2025年以降まで延期」される見込みだと、リーカーのRoss Young氏はツイートし、センサーの問題が遅延の原因だとした。問題の詳しい内容については説明していない。

 iPhoneからノッチやパンチホールがなくなるのはまだ先のようだが、Appleは近年、iPhone上部の黒い幅広エリアの面積を縮小している。ハイエンドモデル「iPhone 14 Pro」「iPhone 14 Pro Max」には新機能「Dynamic Island」を搭載し、パンチホールを部分的に隠して、メディアやアプリの小さなコントロールパネルという別の目的に使えるようにしている。

 2020年に発売されたZTEの「Axon 20 5G」は、前面カメラがディスプレイ下に搭載された世界初のスマートフォンとなったが、自撮り写真の画質はあまり高くなかった。しかし、サムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold3」「Galaxy Z Fold4」や、「RedMagic 7S Pro」など、よりハイエンドの「Android」搭載スマートフォンに、ディスプレイ下カメラが採用され始めている。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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