スクウェア・エニックス・ホールディングスは3月3日、同社代表取締役ならびに連結子会社であるスクウェア・エニックスの代表取締役の異動について内定したことを発表。両社の取締役を務める桐生隆司氏が、新たな代表取締役社長に就任する。なお、両社における現在の代表取締役社長である松田洋祐氏は退任する。
今回の異動について「エンタテインメント産業を取り巻く事業環境が急速に変化するなか、日々進化する技術革新を取り入れ、当社グループのクリエイティビティを最大限に発揮して、世界中の皆さまに、さらなる優れたエンタテインメントをお届けすることを目指して、経営体制の一新を図るもの」としている。
異動予定日は、スクウェア・エニックスでは2023年5月に開催予定の定時株主総会ならびに、その後の取締役会における承認を得て、スクウェア・エニックス・ホールディングスでは2023年6月に開催予定の第43回定時株主総会ならびに、その後の取締役会における承認を得て、それぞれ正式に決定予定という。
桐生氏は、1998年に電通に入社。2020年にスクウェア・エニックス・ホールディングス入社し、グループ経営推進部長に就任。2022年には、中国事業会社であるSQUARE ENIX (China) CO., LTD.の董事長に就任したほか、スクウェア・エニックス・ホールディングスならびに、スクウェア・エニックスの取締役などを務めている。
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