ディー・エヌ・エー(DeNA)と京浜急行電鉄(京急電鉄)は3月3日、2028年10月に京急川崎駅隣接エリアにて、約1万人が収容可能な新アリーナを含む複合エンターテインメント施設を開業することを目指し、「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」の始動を発表した。
このプロジェクトは、プロバスケットボール「B.LEAGUE」試合開催時に約1万人を収容できる新アリーナならびに、宿泊施設や飲食施設、公園機能などを備える商業施設を含む複合エンターテインメント施設の建設・開業を目指すもの。
建設予定地は現「KANTOモータースクール川崎校」敷地(約1万2400平方メートル)となっており、同敷地の所有者とDeNA、京急電鉄の3者にて、2023年2月24日付けで土地の賃貸借契約を締結したことも発表。当該予定地は京急川崎駅隣接地で、羽田空港から最短13分、品川駅からも最短10分と交通利便性の高い立地となり、日本国内にとどまらず世界中のお客様を迎える「世界にひらかれた複合エンターテインメント施設」を目指すという。
DeNAと京急電鉄は、アリーナを核としたまちづくりへの共同検討を開始し、今後2社間での共同開発に関する協定を締結する予定。さらに、京急電鉄が指定開発行為者を務める「京急川崎駅西口地区第一種市街地再開発事業」との連携についても検討していくという。
今後の予定として、2024年に設計検討を開始し、2025年に着工、2028年に竣工・開業(10月予定)。新アリーナに関しては、DeNA傘下のプロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」がホームアリーナとして2028~29シーズン(2028年10月開幕)より使用する予定という。
(C)DeNA
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