2022年秋にリリースされた「iOS 16」で、Appleは「写真」アプリに大変便利な機能を追加した。「iPhone」や「iPad」で写真の被写体を長押しすると、背景から切り離せるというものだ。実に見事な機能で、筆者も週に何度か使用している。
ライバルに後れをとることを嫌うサムスンは、「One UI 5.1」の一部として、「Galaxy S23」シリーズに同様の機能を追加した。
Galaxy S23を起動したら、「ギャラリー」アプリを開いて、この被写体切り抜き機能を試してみてほしい。
「Photoshop」のような被写体切り抜き機能の使い方は、以下の通りだ。
被写体切り抜き機能は、サムスンのギャラリーアプリに直接組み込まれているため、使用するには、同アプリに移動する必要がある。ギャラリーアプリを開いて、被写体と背景がはっきりしている写真を探す。筆者が使った感じでは、ポートレート写真や、被写体と背景がはっきり区別できる写真であればうまくいくようだ。写真を選んだら、それを開こう。
写真を開いた状態で、被写体を長押しする。数秒間、指を置いたままにしておく必要がある。しばらくすると、エフェクトがかかり、最終的に、被写体があたかも写真から飛び出してきたように浮遊し始める。
被写体が浮遊し始めたら、分割画面表示で開いている別のアプリにドラッグ&ドロップすることが可能だ。ただし、被写体が浮遊し始めた後、指を離すと、メニューが表示されるので、そこから「コピー」「共有」「画像を保存」のいずれかを選択するのが最も簡単だろう。
「コピー」を選択すると、その画像がスマートフォンのクリップボードにコピーされ、別のアプリに貼り付けられるようになる。「共有」を選ぶと、Androidの共有シートが開かれ、「画像を保存」をタップすると、背景のない被写体のみの画像がギャラリーアプリに保存される。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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