「Facebook」を運営するMeta Platformsは、アカウントの長期制限に踏み切る前に、投稿を削除した理由をFacebookユーザーに十分に伝えられるよう、仕組みを改善すると発表した。
Metaのコンテンツポリシー担当バイスプレジデントMonika Bickert氏は米国時間2月23日、発表の中で次のように述べた。「当社のアプリを使っている人の大多数に悪意はない。これまでは、そうした人の中にも、自分が何か間違ったことをしたのか、それともコンテンツポリシー施行のミスによる影響なのか分からないまま、『Facebookの刑務所』に入れられてしまう人がいた」
Facebookでは現在、ユーザーが何らかの規則に違反した場合、そのユーザーのアカウントに「ストライク」が適用される仕組みになっている。ストライクの回数に応じて、ユーザーは1~30日の間Facebookでコンテンツを作成できなくなる。Facebookはこのシステムを変更し、より長期間にわたってコンテンツ作成禁止とするのに必要なストライクの回数を増やす。
これまでFacebookユーザーは、アカウントにストライクが2回適用されると、Facebookでの投稿、コメント、その他のコンテンツの作成が1日間制限されていた。Metaによると、今後コンテンツ作成が1日間制限されるのは、アカウントにストライクが7回適用された場合になるという。
ストライク1回の場合、通常はアカウント制限を伴わない警告が行われる。2回から6回で、Facebookグループへの投稿など一部の機能が「期間限定で」使えなくなる。コンテンツ作成が制限されるのは、8回で3日間、9回で7日間、10回以上で30日間となる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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