Metaは、「Facebook」と「Instagram」を10代のユーザーにとってより安全な場所にするための新機能をテストしている。
Metaは米国時間11月21日、10代のユーザーがFacebookやInstagramで「不審な」大人とメッセージを交換することを防ぐための新しい手段について説明した。最近若者からブロックまたは通報されるなどした不審な大人を、10代のユーザーの「知り合いかも」に表示しないほか、Instagramで不審な大人が10代のユーザーのプロフィールを表示した際、メッセージボタンを非表示にすることも実験しているという。
これらの新しい手段は、10代のユーザーが大人から不適切なメッセージを受信しないよう保護するのに役立つ可能性がある。オンラインの安全性は依然として、ソーシャルネットワークへの懸念となっており、政治家や人権団体はMetaに対し、この問題への対策を強化するよう求めている。Metaは、個人的な画像が個人の特定に悪用されたり、同意なく共有されたりすることに不安を感じる10代のユーザーを助ける手段を検討しているとも述べた。
Metaは、全米行方不明・被搾取児童センター(NCMEC)と協力して、この問題を解決するため、10代のためのグローバルなプラットフォームを構築していると述べた。また、不適切または性的な自身の写真や動画を送るよう求められた場合の対処について、10代のユーザーに対するアドバイスをオンラインに掲載している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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