ソニーは2月22日、ワイヤレスステレオヘッドホン「WH-CH720N/CH520」(想定税込価格:2万2000円前後/7700円前後)を発表した。装着性や通話品質を高め、オンライン会議など長時間使用でも疲れにくい使い勝手を提供する。発売は3月3日。
両機種ともにスマートフォン専用アプリ「Headphones Connect」に対応し、イコライザー調整などができるようになったほか、高音域を予測、復元する独自技術「DSEE」を備える。
WH-CH720Nはノイズキャンセリング機能を搭載。ソニーのヘッドホン、イヤホン「1000X」シリーズにも採用されている統合プロセッサー「V1」を新たに盛り込み、ノイズキャンセリングを低遅延で処理することで、高音域でのノイズキャンセリング性能を向上させている。
前モデル「WH-CH710N」同様、イヤーカップ部には、フィードフォワードマイクとフィードバックマイクの2つを備えた「デュアルノイズセンサーテクノロジー」に加え、通話用のマイクを追加。フィードフォワードマイクと通話用マイクの2つを制御し、音声信号処理により高精度化する「ボイスピックアップテクノロジー」により、周囲が騒がしくてもクリアな声を送信する。
重量は約192gと前モデルに比べ約30gの軽量化を実現。スリムかつ軽量なヘッドバンドを採用したほか、イヤーパッドになめらかなクッションを用いることで、装着快適性を上げた。耳周りの空間も広くし、耳への当たり方も改善したという。
WH-CH520は、DSEEを搭載し、基本性能を大幅にアップさせたエントリーモデル。前モデル「WH-CH510」では、省かれていたヘッドクッションを追加したほか、シワの少ないイヤーパッドに変更し、長時間でも使用しやすいとしている。
2機種ともに、バッテリーの長寿命化を実現し、最大連続再生時間は約50時間を確保。従来、10分の充電で約1.5時間使用できたクイック充電は、3分で約1.5時間(WH-CH720Nは約1時間)使用に短縮されているという。
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