「Google Chrome」は非常に人気があるブラウザーだが、メモリ使用量や電力消費量が多いことでも知られている。デスクトップ用の最新版Chromeでは、これらの問題を緩和する機能が導入された。
Googleは2022年12月、Chromeの新機能として「省エネモード」と「メモリセーバー」を発表した。これらの新モードは、「Windows」「macOS」「ChromeOS」でChromeをより効率的に実行するためのものだ。そして「Android Police」が報じたように、新たにリリースされたChrome 110では、省エネモードとメモリセーバーが広く展開され、デフォルトで有効になった。
メモリセーバーは、複数のタブを開きっぱなしにしているユーザーに役立つ機能であり、アクティブになっていないタブのメモリを解放することによって、アクティブなサイトを円滑に実行できるようにする。アクティブではないタブは、再び使い始めた時に再読み込みされる。
一方省エネモードは、ノートPCのバッテリー残量が20%以下になると有効になり、アニメーションや動画を使ったウェブサイトで背景の処理や視覚効果を制限する。
どちらのモードも、「設定」メニューで無効にできる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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