相模原市とカーシェアプラットフォーム「Anyca」を運営するDeNA SOMPO Mobilityは2月16日、相模原市が公用車として導入した電気自動車(EV)1台を、市役所が休みとなる土日祝日に、有償で貸し出す取り組みを開始すると発表した。
この取り組みは、Anycaを活用して市役所の閉庁日である土曜日、日曜日、祝日、年末年始に限り、公用車の「日産リーフ」を貸し出すもの。2月18日から開始し、2025年3月31日まで実施する。
公用車をカーシェアとして貸し出すことで、公用車の維持管理にかかる負担の軽減を目指すほか、周辺住民などに電気自動車を利用する機会を提供することで、脱炭素に向けた取り組みも進めるという。また、災害時の電源確保の意味合いもあるとしている。
車両は1時間800円(税込)から利用でき、6時間パック(4000円)から36時間パック(1万2000円)までの長時間パックも用意する。なお12時間以上のパックの場合、距離料金が別途発生する。
車両の設置場所は神奈川県相模原市南区合同庁舎 第1駐車場(神奈川県相模原市南区相模大野5-31-1)。利用可能時間は土日、祝日、年末年始の終日。詳しい情報はAnycaのウェブサイトから確認できる。
神奈川県内では、横須賀市と逗子市も電気自動車の公用車をカーシェアで貸し出しを開始するなど、自治体による公用車の活用の動きが広がっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」