JBL、充電ケースにディスプレイ搭載、アプリ操作できる完全ワイヤレスイヤホン「JBL TOUR PRO 2」

 ハーマンインターナショナルは2月16日、JBLブランドから完全ワイヤレスイヤホン「JBL TOUR PRO 2(ツアープロ 2)」を発表した。充電ケースにディスプレイを搭載し、ケースからアプリ上の操作ができる。発売は3月10日。税込価格は3万3000円になる。

「JBL TOUR PRO 2」。ブラックとシャンパンゴールドの2色展開
「JBL TOUR PRO 2」。ブラックとシャンパンゴールドの2色展開

 JBL TOUR PRO 2は、完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデル。10mm径のダイナミックドライバーは、「DLC(Diamond-Like Carbon)」コーティングの振動板を備え、キレのある低音と、クリアで抜けの良い中高音域を再現する。

 ハイブリッド式ノイズキャンセリング機能に加え、リアルタイムで周囲のノイズ成分を監視し、ノイズキャンセリングをかける周波数帯とその度合いを調整する「リアルタイム補正」機能を搭載。リアルタイム補正機能オフの際は周囲の状況や好みに応じて、「JBL Headphones」アプリ上から7段階でノイズキャンセリング効果を調整可能だ。

 イヤホン本体には、片側3つずつ合計6つのマイクを搭載。外音取り込み機能の「アンビエントアウェア」、「トークスルー」機能も備え、外の音を自由に取り込めるため、イヤホンを装着したままでも会話ができ、周囲の状況を簡単に把握。「ボイスアウェア」機能を使えば、イヤホンに戻されるマイク入力の音を制御して、自分の声と周囲の音の量を選択可能だ。電話中や会議中に自分の声も聞ける。新たにウィンドノイズ(風切り音)の対策も施されたため、風の強い環境でも、高い通話性能と安定したノイズキャンセリング性能を発揮できるとしている。

 充電ケースに搭載されたディスプレイは1.45インチのスマートタッチディスプレイ。JBL Headphonesアプリをディスプレイから操作でき、今までスマートフォンとの接続でしか楽しめなかったアプリの機能がPCやゲーム機などでも使用できるとのこと。好みに合わせた状態で音楽や動画視聴などを楽しめるとしている。

 対応コーデックはSBC、AAC。イヤホン本体のみIPX5の防水規格に対応する。USB Type-C ケーブルで充電ができ、アクティブノイズキャンセリング使用時はイヤホン本体で約8時間、充電ケース使用時で約24時間の使用が可能。15分の充電で約4時間の再生ができる急速充電にも対応する。

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