Twitterは米国時間2月8日、APIへの無料のアクセス提供を13日まで延長すると発表した。その後は月額100ドル(約1万3000円)の「基本アクセス」プランと新たな無料プランを提供する。
TwitterはAPIの無料版を9日に終了するとしていたが、この動きはTwitterのデータを利用しているユーザーから広く批判を浴びた。例えば、研究者らはTwitterのAPIを使って新型コロナウイルスやメンタルヘルスに関する感情を調査している。開発者らはボットと呼ばれる自動化されたアカウントを作成して、歌詞や猫の写真、天気予報などを定期的にツイートしている。
新たな無料アクセスプランでは、「『Twitterでログイン』機能を含め、認証済みユーザートークン1つにつきツイート作成を月に1500件までに制限」するという。「Premium API」は13日から非推奨になるとして、「Enterprise」への移行を促している。
この変更は、Twitterのボットに影響を与える可能性がある。57万9000人以上のフォロワーを持ち、1時間ごとにフクロネズミの写真をツイートしているTwitterアカウント「@PossumEveryHour」はこの件について、「対応によっては、このボットがしばらく機能しなくなるかもしれない」と投稿している。
Hi All
— Possum Every Hour (Please See Pinned Tweet) (@PossumEveryHour) February 9, 2023
An update regarding the API situation.
Twitter is currently extending the free API access through February 13, but they're also introducing a new free API tier for sending 1500 tweets a month
Depending on how it's handled, the bot might stop functioning for some time https://t.co/6W9r7naS4H
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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