LINEは2月3日、「マネー・決済系サービスの利用率」などについて調査した結果を公表した。調査期間は2022年12月21~23日、調査対象は全国の15~69才男女、有効回収数は54万6475。
マネー・決済系サービスの中で、プライベートで「ふだん使っているもの(利用率)」について聞いたところ、全体では、店舗などでスマホで支払いができる「スマホ決済」がもっとも高く7割弱、次いで残高照会や振込などができる金融機関の「ネットバンキングができるサービス」が3割超、スマホで誰かに直接お金を送ることができる「スマホ同士での個人間送金サービス」が2割超となった。
そのほか、商品やサービスを購入した後に支払いができる「あと払い決済サービス」や、株の売買や投資商品の管理ができる「オンラインで投資ができるサービス」の利用も約1割回答があったという。
男女別の傾向としては「ネットバンキングができるサービス」や「オンラインで投資ができるサービス」の利用率は女性よりも男性の方が高く、「スマホ同士での個人間送金サービス」の利用率は男性に比べて女性の方がやや高くなったという。
利用率のもっとも高かった「スマホ決済」について、年代別の傾向では、利用率がもっとも高いのは30代で74%となり、40代も70%と高くなった。また、8~19歳では5割超と他の年代に比べて低い結果となった。
店頭での支払い方法については、クレジットカード、交通系ICカード、ショッピング系電子マネーのカード、QUICPay、iDカード、デビットカードなどの「カード払い派」がもっとも高く62%、次いで「スマホ決済派」が58%、「現金払い派」はもっとも低く54%となった。
2020年に行なわれた同調査と比較し、スマホ決済派は上昇傾向、現金払い派はやや減少傾向となった。
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