パーソルイノベーションが運営する副業マッチングサービス「lotsful(ロッツフル)」は1月25日、「副業でチャレンジしたいと思う職種や企業の特徴」についての調査結果を公表した。調査期間は2022年11月17~23日、調査対象は日本全国の企業に勤める20~40歳代の会社員男女670人。
「未経験でチャレンジできるとしたらどのような副業をしてみたいと思いますか?」との設問では、総合ランキングでは1位は「事務・アシスタント」、2位は「地域おこし」、3位は「動画編集」となった。性別、年代別では、20代男性と20~40代女性では「事務・アシスタント」が1位、30代、40代男性では、「地域おこし」が1位となった。
地域おこしに関しては、30代以上の男女でも、上位3位に「地域おこし」がランクインしており、地域貢献や地方副業への関心が高いことがうかがえる。
また、2位以下では、男女共に「動画編集」「マーケティング」「販売」がランクインする一方で、男性では「企画・商品開発」や「エンジニア」が、女性では「編集・ライター」「SNS」「デザイナー」が挙がるなど、性別による差異もみられた。
「副業をするとしたら、どのような企業ではたらきたいですか?」との設問では、1位は「リモートワーク可」、2位は「興味のある事業領域」、3位は「組織の雰囲気が良い」となった。性別、年代別では20代男女では「リモートワーク可」が1位、30代、40代男性と40代女性では「興味のある事業領域」が1位となった。
「副業をしたくないと思う企業は、どのような企業ですか?」との設問では、1位は「人間関係が合わない」、2位は「離職率が高い」、3位は「ワンマン経営」となった。性別、年代別では、男性の20代、30代が「離職率が高い」、40代が「人間関係が合わない」との回答がもっとも多く、女性では、20代が「ワンマン経営」、30代、40代が「人間関係が合わない」が最多となった。
副業してみたい企業の特徴では、「リモートワーク可」や「興味のある事業領域」が上位にランクインした一方で、「リモートワーク不可」や「事業領域に興味を持てない」ことを「副業したくない企業の特徴」として挙げた回答者は少なかった。
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