便器に設置可能な尿センサーを購入したい人は、Withingsの「U-Scan」を選ぶといいかもしれない。この製品は、CES 2023で見つけた風変わりなテクノロジーを紹介する米CNETの記事でも取り上げられている。便器の前部に簡単に差し込むことができる小型センサーで、2種類ある検査用カートリッジのうちどちらか1つを装着できるというものだ。1つは月経周期と排卵の追跡用カートリッジで、もう1つは尿に含まれるケトン体やビタミンCの濃度など、栄養や代謝に関する情報を追跡する。
U-Scanは審査のためにFDAに提出されている段階なので、まだ発売はされていない。Withingsによると、2023年半ば頃には、欧州で購入できるはずだという。詳しく知りたい人は、こちらの記事を参照してほしい。
2023年中に、Casanaの「Heart Seat」の処方箋を受け取れるようになるかもしれない。Heart Seatは、実際に便器に取り付けて使用できる便座で、センサーを通して心拍数や血中酸素濃度、血圧を測定してくれるというものだ。
そう、血圧を測ってくれる便座だ。Casanaによると、ユーザーは少なくとも30秒間「通常の姿勢」で便座に座る必要があるという。Heart Seatは、ユーザーに反応して健康に関する傾向と情報を探し、そのデータを医師や医療チームに送信する。これにより、例えば、ユーザーの血圧や心拍数が通常とは異なる数値や危険な数値を示したとき、医療提供者はその情報を受け取ることができる。
FDAは現在、Heart Seatの審査を行っている。こちらは医療機器なので、入手するには処方箋が必要になる。しかし、Heart Seatを必要とする人のために、Casanaは2023年中に発売したいと考えている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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