E Ink採用タブレットは以前から存在したが、最近ではハードウェアメーカーが新たに関心を向けている。例えばAmazonは、2022年9月に「Kindle Scribe」を発表した。そして今回、レノボも「Smart Paper」タブレットでこの市場に参入する。
主に生徒/学生をターゲットとするSmart Paperは、10.3インチのE Inkタブレットで、スタイラスとフォリオケースが付属し、ノート取りや文書の作成、電子書籍の閲覧用に設計されている。たとえば教員や講師の音声を録音しながらノートを取り、ノートを利用して音声クリップを思い出すことができる。
レノボのSmart Paperアプリを使えば、録音した音声の文字起こしも可能だ。Smart Paperに付属のペンにはフェルトチップを採用し、最大23ミリ秒のレイテンシー(遅延)と4096段階の筆圧検知、傾斜検知により、E Inkディスプレイで自然な手書き体験ができる。9種類のペン設定、74の文書テンプレートから選択でき、レノボによると、1回のバッテリー充電で最大170ページ分のノートを取れるという。
価格や提供時期は発表されていない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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