ビザスクは12月26日、1時間からのビジネス相談・インタビューサービス「ビザスクinterview」および、「ビザスクlite」で、2022年にマッチングが成立した約6万件の案件タイトルから主要キーワードを抽出・分析し、2022年を振り返る4つのランキングを発表した。
同社は、世界190カ国52万人超が登録するグローバルなナレッジプラットフォームを運営。新規事業開発、DX推進、業務効率化といった変革に挑む企業とあらゆる業界業種の個人の知見をマッチングする、多様なスポットコンサルサービスを提供している。
今回発表するのは「2022年人気のビジネス知見TOP10」「2021→2022 “ニーズが増えた”知見TOP10」「2022年人気急上昇のビジネス知見TOP3」「2022年 人気のビジネス知見〜海外編〜TOP10」の4つ。
2022年 人気のビジネス知見TOP10では、2021年に引き続き「IT」が1位となった。また、「データ」が7位から4位に上昇。同社では、デジタル化やデータ活用の可能性が着目され、ビジネストレンドが反映されたと説明する。
また、「小売」が初ランクインした。具体的には、ITツール導入などによる業務改善や新たな販売戦略に関する案件が多くみられ、小売業界においてもイノベーションへ取り組む動きがうかがえるという。
2021→2022 “ニーズが増えた”知見 TOP10では、「メタバース」「NFT」といった、今年話題のトレンドワードが上位にランクインした。新しい知見だからこそ、業界全体の市場動向を探るような案件が多くみられたという。
さらに、「フリーランス」「副業」といった働き方に関する知見へのニーズも増加。国の副業解禁推進などが後押しとなり、多様な人材活用や従業員の働き方を検討するフェーズにきているという。
同社では、数多くのビジネストレンドが生まれ、同領域の知見を求める案件が急増したことを受け、新出で特にニーズが集まった知見のランキングとして、2022年人気急上昇のビジネス知見TOP3を作成した。
それによると、「web3」「量子」など、最先端の技術に関して情報収集することで、未来を予測しながら中長期的に新規事業を検討していく動きがみられるという。
加えて、10月の岸田内閣の発表で話題となった「リスキリング・学び直し」も人気が急上昇している。
同社は、2021年11月に各種調査・相談のための知見者インタビューをマッチングするエキスパートネットワークサービス(ENS)事業を米国を中心に展開しているColeman Research Groupの発行済株式を100%取得。海外データベースが充実した結果、多くの国内クライアント企業から海外調査の依頼があったという。
今回発表した2022年 人気のビジネス知見〜海外編〜TOP10では、新たに「IT」がランクインしたが、IT・製造業の分野に強みを持つColeman Research Groupのデータベースが企業からのニーズに合致し、活用が進んだ結果といえるという。
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