Teslaのピックアップトラック型電気自動車(EV)「Cybertruck」はまだ購入できないが、その特徴的な鋭い角度のついたデザインに「インスパイアされた」ワイヤレス充電器が2023年2月に米国で発売される。価格は300ドル(約3万9700円)。開発が中止されたAppleの「AirPower」と同様に、デバイスを充電器のどこに置いても充電できる。
この充電器「Wireless Charging Platform」は角張ったデザインだが、銀色のクロムメッキを施したCybertruckほど未来的な色合いではない。Qi対応のデバイスを充電できるので、「iPhone」や「AirPods」なら充電可能だが、「Apple Watch」などのスマートウォッチは充電できない。
最大3台のデバイスをそれぞれ15Wで充電できる。サムスンの「Galaxy S22+」「Galaxy S22 Ultra」(または、他の「Android」スマートフォン)を45Wで充電したときの最大速度より時間はかかるが、市販されている5Wや10Wのワイヤレス充電器と比べるとまだ満足の行くレベルだ。ただし、非常に小さく見えるため、上に3台のスマートフォンを置くのは難しいかもしれない。
この製品の価値は、30のQiコイルを使用する充電技術「FreePower」のおかげで、デバイスをどこに置いても充電できる点にある。この技術はAiraが開発したもので、Nomadが販売する充電器にも採用されている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス