シャオミ、最大10%の人員削減に着手

Sareena Dayaram (CNET News) 翻訳校正: 編集部2022年12月22日 10時04分

 小米科技(シャオミ)が、大規模な人員削減に着手した。従業員の最大10%を削減する計画だという。

シャオミの店舗
提供:Budrul Chukrut/SOPA Images/LightRocket via Getty Images)

 シャオミは現地時間12月20日の公式声明で、「定期的な人員の最適化と組織の合理化を最近実施し、全従業員の10%未満に影響が生じる」と述べた。

 同社の第3四半期決算報告によると、総従業員数は、9月30日時点で3万5314人で、その大多数(3万2609人)が中国本土を拠点としており、以下、インド、インドネシアと続いている。

 South China Morning Postが、影響を受けた従業員や中国地元メディアによるソーシャルメディアへの投稿を引用して、同社の人員削減を最初に報じた。今回の人員削減の背景には、中国本土が、数年間続いたゼロコロナ政策の経済的余波と世界的なスマートフォン需要の鈍化という問題に直面していることがある。同社は11月、第3四半期売上高が前年同期比で9.7%減少し、スマートフォン売上高が11%減少したことを報告していた。スマートフォン売上高は、同社の総売上高の約60%を占めている。

 シャオミは、世界最大規模を誇るスマートフォンメーカーの1社で、Statistaによると、2021年のスマートフォン出荷台数は1億9000万台以上と推定され、2020年よりも4500万台増加していたという。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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