中国の電子機器メーカー、小米科技(シャオミ)は現地時間11月1日、フルサイズのカメラレンズを装着できる新しいコンセプトスマートフォン「Xiaomi 12S Ultra Concept」を発表した。製品紹介用の動画では、「カチッと回すだけ」で、スマートフォンに「Leica Summilux-M 35mm f/1.4 ASPH」レンズモジュールが装着されている。
12S Ultra Conceptは、Mマウント用アタッチメントを採用しているため、他のMレンズも理論的には使えると、シャオミはAndroid Authorityの取材に対して回答している。1インチのカメラセンサーも備え、フォーカスピーキングやゼブラ表示、ヒストグラムといったソフトウェア機能もある。
シャオミにコメントを求めたが、回答は得られなかった。Android Authorityによると、シャオミはこのデバイスがコンセプトの域を出ることはなく、「市販されることはない」と述べたという。
Engadgetによると、12S Ultra Conceptは10台しか製造されておらず、コストは1台当たり約30万元(約610万円)だという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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