ライバル機であるサムスンのGalaxy Z Fold4と同様、Find N2にも、背面カメラでの自撮り写真撮影時に本体外側の画面をビューファインダーとして使用できる面白い機能がある。通常、本体前面のカメラは、背面のメインカメラよりも低性能なので、これは大きなポイントだ。
OPPOのFind N2には、本体が半分開いた状態のとき、使用中のアプリを画面の上部に移動し、下部にコントロールを表示する、「FlexForm」モードという機能もある。これにより、カメラを平面(テーブルなど)に置いて、被写体を上から見下ろす角度で捉えることが可能になる。この機能を使用して、床で寝ている愛犬の写真を撮影してみたところ、より低いアングルから見上げたいい感じの写真が撮れた。折りたたみ式ではない通常のスマートフォンで同じ写真を撮影しようとすると、こう簡単にはいかないだろう。サムスンの折りたたみ式スマートフォンにも、「フレックスモード」と呼ばれる同様のオプションがある。
徹底的にテストしたわけではないが、OPPOの第2世代の折りたたみ式スマートフォンであるFind N2を短い期間使用してみた結果は好印象だ。折りたたみ式としては目を見張るほどコンパクトなデザイン、2つの鮮明なディスプレイ、信頼性の高いカメラ、高速充電機能を備えている。縦に短いデザインのFind N2は、タブレットサイズの画面を搭載しながら、携帯性にも優れたスマートフォンを設計することが可能であることを証明している。この正方形に近い形状は、折りたたみ式「Android」スマートフォンの最大のライバルであるGalaxy Z Fold4との差別化要素でもある。少なくとも当面は中国でしか販売されないのは、残念なことだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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