Find N2は、市販の折りたたみ式スマートフォンの中で最も軽い。その重さは233gで、Z Fold4よりも30g軽い。「iPhone 14 Pro Max」と比べても、数g軽い。この軽量設計により、重くなりがちな折りたたみ式スマートフォンの扱いやすさを向上させている。
これらすべての特徴が、携帯性に優れた折りたたみ式スマートフォンの実現に寄与しており、落ちたり、はみ出したりすることを心配せずに、安心してポケットに入れられる。また、Find N2には、サムスンや華為技術(ファーウェイ)の競合デバイスと類似する点が多くあるものの、正方形に近いスクリーンが差別化要素となっている。
OPPOは、Find N2のメインディスプレイに折り目があることを認めているが、ほとんど目につかない。筆者がFind N2を使ってみた少しの間でも、折り目が見えたり、折り目を感じたりすることはほとんどなかった。実際のところ、折り目が見える角度に(明るい部屋で)画面を傾けないと、確認できなかったくらいだ。もちろん、折り目が全くないスマートフォンが理想的だが、Find N2の折り目は全く気にならなかった。耐久性については、OPPOによると、開閉テストを最大40万回実施しているという。
Find Nの内側の画面は7.1インチで、リフレッシュレートは120Hzだ。一方、Galaxy Z Fold4の内側のディスプレイは、7.6インチとなっている。Find N2は本体の外側に5.5インチのAMOLEDスクリーンも備えているが、縦長のスマートフォンに慣れている人は、縦に短いと感じるかもしれない。
Find N2には、Hasselbladブランドの洗練されたカメラモジュールが搭載されている。背面には、50メガピクセルのメインカメラ、48メガピクセルの超広角カメラ、32メガピクセルの望遠カメラの3つのカメラがある。全体的に、Find N2で撮影した写真は暗所で撮ったものでも驚くほど明るかった。2倍の光学ズームが可能な望遠カメラがあるのも素晴らしい(Galaxy Z Fold4は3倍の光学ズームが可能)。10ビットのRAW撮影も可能で、Hasselbladのインターフェース要素によって各種設定を手動で調整することもできる。
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