LIFULL、住まい探しの街歩き用ARアプリのパブリックテストを実施--好みの物件登録で通知も

 LIFULLは12月14日、住まい探しの街歩き用AR(拡張現実)アプリ「Finding Serendipity」をTestFlight上で限定公開し、パブリックテストを開始すると発表した。

「Finding Serendipity by LIFULL HOME'S」
「Finding Serendipity by LIFULL HOME'S」

 Finding Serendipityは、LIFULLが2021年にパートナーシップ契約を締結した、米国NianticのAR開発キット「Niantic Lightship ARDK」を利用して開発したもの。

 街歩きの途中で出会った出来事を、画像や動画に加え、感情を表すスタンプや音楽で、位置情報、撮影角度とともに、アンカーとして記録し、他のユーザーと共有できる。

 Nianticの「Lightship VPS(ビジュアル・ポジショニング・システム)」を活用し、街中にあるWayspotを認識すると、空間にドローイングすることが可能。それをアンカーとして記録することで、同じ場所に訪れた他のユーザーも、センチメートル単位で同期したドローイングを見られる。

街での出来事や感情を記録し、その場に「アンカー」として残す
街での出来事や感情を記録し、その場に「アンカー」として残す
VPSを活用したARドローイング
VPSを活用したARドローイング

 街歩き中に周囲を気に入った時に、自分の条件と合致した周辺の物件を検索することもできる。「猫足バスタブ」や「防音室付き」「アイランドキッチン」など、物件の好みをあらかじめ登録しておくと、合致した物件の近くに来た際、メイン画面に通知する。LIFULLの3D間取りシステムを活用し、ARで大きさを比較することも可能だ。

 テスト段階ではスマートフォンでアンカーを記録していくが、今回のARアプリは「スマートフォンでの利用を想定していない」のが特徴。ARグラスが普及した未来を見据え、アンカーを蓄積しながら体験していく企画となっているという。

 なお、TestFlightは、iOS環境において開発したアプリのプレリリースまたはテスターとして、限定公開のもとテストできるシステム。

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