Instagramは米国時間12月7日、自分の投稿コンテンツがほかのユーザーにお勧めされているかどうかが分かる、透明化ツールを新たに導入した。
プロアカウントのユーザーであれば、自身が投稿したInstagramの写真や動画クリップが、「リール」や「発見」、フィードの「おすすめ」で表示される対象になっているかどうかを、「アカウントステータス」で確認できるようになった。
対象になっていない場合、Instagramのおすすめに関するガイドラインに抵触しているコンテンツの例を確認して、編集するかどうかを判断できる。
Account Status Update
— Adam Mosseri (@mosseri) December 7, 2022
We're expanding Account Status so professional accounts can understand if their content may be eligible to be recommended to non-followers.
Here’s how to get to it: Profile -> Menu -> Settings -> Account -> Account Status pic.twitter.com/QbxjQF06vR
また、同日に更新されたInstagram公式ブログの記事によると、「審査チームが迅速に見直しを行える」よう不服を申し立てる選択肢もある。
このブログ記事には次のように書かれている。「多くのクリエイターにとって、Instagramで自身のコンテンツをおすすめされることが新たなファンへリーチし、オーディエンスを拡大するために優れた方法であることを認識している。だからこそ、クリエイターにもわれわれのガイドラインを理解してもらい、投稿やプロフィールに、フォロワー以外へのリーチに影響する内容があるかを把握できるようにすることが大切だと考えている」
Engadgetの記事によると、クリエイターが検索バーや「おすすめアカウント」などからアカウントレベルでブロックされているかどうかを把握できるように、Instagramは透明化ツールの拡充を進めているという。
Instagramの公式ブログ記事では、「シャドウバン」という表現は使われていないが、今回のアップデートはこのシャドウバンに対応するものだとみられる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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