スウェーデンの通信機器メーカーEricssonが現地時間11月30日に公開した最新のモビリティーレポートによると、5Gモバイルの契約数は2022年末までに10億件に達する見込みだ。
レポートによると、5G契約数は7~9月期に世界で1億1000万件増加し、合計8億7000万件に達したという。Ericssonは、2021年6月に公開した同レポートの中で、同年末までの5G契約数を5億8000万件と試算していたが、今回の数字はそのほぼ2倍に相当する。
Ericssonは、5G利用者が2022年に10億人を突破すれば4Gより2年早く9桁を達成することになるとして、5Gはこれまでのところ「最も急速に拡大を続けるモバイル通信世代」だと指摘した。
同社のビジネスエリアネットワーク責任者、Fredrik Jejdling氏は次のようにコメントした。「通信サービスプロバイダーは継続的に5Gを導入しており、固定無線アクセスの勢いは加速している」「世界のモバイルネットワークのデータトラフィックは、実質的に2年ごとに倍増している」
4Gの契約数も依然として伸びており、7~9月期に4100万件増加した。2022年末までに52億件とピークに達することが見込まれており、モバイル契約全体では84億件を超えると予想されている。
レポートによると、5G契約数は2028年までに世界で50億件に達し、すべてのネットワーク契約数の55%を占めると予想されている。モバイル全体の契約数は2028年に92億件を超えるとみられている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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