サムスンが、同社主力スマートフォンの次世代機種を発表する日が、すぐそこまで迫っている可能性がある。韓国中央日報が、事情をよく知る匿名のサムスン幹部の話として、同社が2023年2月上旬に「Galaxy S23」を発表する予定だと現地時間11月28日に報じた。
発表のタイミングは、サムスンがこれまで主力スマートフォンを発表してきた時期と一致する。同社が「Galaxy S22」を発表したのは2022年2月9日、そして「Galaxy S20」発表は2020年2月だった。ただし、2021年は例外で、「Galaxy S21」はそれよりも少し早い1月に発表されていた。
サムスンは、この報道に関するコメントを避けた。
Galaxy S23は、サムスンの次期主力スマートフォンになるもので、つまり、Appleの「iPhone 14」やGoogleの「Pixel 7」と競合する製品である。サムスンが過去数年間の戦略を維持するとすれば、Galaxy S23は、標準モデル、それよりも少し大きな「Galaxy S23+」、大画面とさらに高性能なカメラを備えたハイエンドモデルの「Galaxy S23 Ultra」の3機種で提供される可能性が高い。
Galaxy S23 Ultraには、新しい2億画素のカメラセンサーが搭載されるとの予想を、著名なリーカーであるIce Universe氏がツイートし、この臆測が流れている。その画素数は、「iPhone 14 Pro」よりも高いが、競合する他の「Android」搭載スマートフォンよりは低い。また、サムスンは通常、新しい「Galaxy S」シリーズのスマートフォンに、Qualcommの最新モバイルプロセッサーを搭載する。
世界スマートフォン市場は、インフレやその他のマクロ経済要因の影響を受けている状態にあるという。International Data Corporation(IDC)によると、スマートフォンの世界出荷台数は、2022年に6.5%減少すると予想されている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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