明治大学の父母会は、メタバースイベント運営サービスを手がけるm-Labの「V-expo」を利用し、メタバース上で「父母交流会」を開催した。交流会には88人が出席したそうだ。
同父母会は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で対面活動が制限されたため、新たな交流手段としてメタバースの活用を検討。その際、手軽に参加できることを重視し、スマートフォンでも使えるV-expoを採用した。
m-LabのV-expoは、メタバース版のオンラインイベントを開催できるサービス。PCやスマートフォンのウェブブラウザーからアクセス可能で、VRヘッドセットや専用アプリを使う必要がない。距離感や方向性の再現が可能な音声システムにより、コミュニケーションしやすいとしている。500人規模の大きなイベントも開催でき、展示会やトークイベント、懇親会などでの利用が考えられるという。
今回の父母交流会では、明治大学の「岸本辰雄ホール」をメタバース上で再現。さらに、明治大学学長の大六野耕作氏を模したアバターを作成し、講演してもらった。
同父母会は、今後もV-expo上の岸本辰雄ホールをイベント開催やコミュニケーションに活用したいとしている。
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