ソフトバンクは11月14日、2024年1月下旬としていた3Gサービスの終了日を、1月31日に決定したと発表した。
「ソフトバンク」「ワイモバイル」「LINEMO」各ブランドの3G専用サービス契約者、もしくは対応機種が3Gのみの契約者などがサービス終了後も引き続き音声通話やデータ通信を利用するためには、4Gや5Gに対応した料金プラン、機種への変更が必要となる。
また、SIMカード単体の契約者は、利用している機種の対応する周波数によって利用できなくなったり、サービス提供エリアが縮小したりする場合があるという。
終了する3Gケータイ向けプランは、ケータイ、iPhone、スマートフォン共用プランとなる「あんしんファミリーケータイ専用プラン」「ホワイトプランN」「バリューパック」など。
「スマ放題[通話定額基本料(ケータイ)]」「スマ放題ライト[通話定額ライト基本料(ケータイ)] 」「標準プラン」「ホワイトプラン」など、ユーザーが利用している(ソフトバンクに登録されている)機種が3Gのみに対応する場合に限り終了するプランもあるという。この該当プランの場合、 請求書内訳の基本料または、定額料の末尾に「3G」の記載があるとしている。
iPadやモバイルデータ通信、デジタルフォトフレーム、スマート体組成計、タブレット、みまもりカメラ/ホームセキュリティの3Gサービスについても終了となる。3Gサービス終了に伴い、3Gケータイ向けに提供する「Yahoo!ケータイトップ」「ケータイ基本パック」「コンテンツ情報料」「PCサイトブラウザ」なども終了する。
同社は、2002年12月に3Gサービスの提供を開始。現在は、より高速で高品質な4Gや5Gのサービスが普及していることから、3Gサービスの終了による電波の有効利用を進め、より安定した品質による快適な通信サービスを提供し、契約者満足度の向上を目指す。
なお、対象の契約者には、3Gサービス終了の詳細と併せて、機種変更時に利用できる特典などを個別に案内するという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」