Googleは米国時間10月20日、明示的な同意を得ることなく数百万人ものテキサス州民の顔や声などの生体認証情報を収集したとして、テキサス州で提訴された。
訴状には、Googleが同州の消費者保護法に違反して、「Googleフォト」「Googleアシスタント」「Nest Hub Max」などの製品やサービスを使ってこれらの情報を収集したと書かれている。
「自社の商業的利益のためにテキサス州民の個人情報を利用したGoogleの行為は、同州のCapture or Use of Biometric Identifier Actに故意に違反するものだ」と、同州のKen Paxton司法長官事務所は発表の中で述べた。
テキサス州のこの法律は、違反1件につき最大2万5000ドル(約380万円)の罰金を科すもので、訴状によると、数百万人の住民が影響を受けた可能性があるという。つまり、Googleに科される罰金は、合計で数百億ドルになるかもしれない。
Googleはコメントの依頼にすぐには応じなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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