「あなたができることを、われわれならもっとうまくできる」とでも言いたげなMetaとAppleの張り合いは、ニューヨークの「世界の交差点」、タイムズスクエアにほど近い建物の屋外広告でも繰り広げられている。今回のターゲットは、Appleのメッセージングサービス「iMessage」だ。
Metaの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏は米国時間10月17日、タイムズスクエアのすぐ南、ブロードウェイ近くに位置するペンシルベニア駅の上に、Appleに張り合う新たな屋外広告を出したことを明らかにした。iMessageよりもMetaの「WhatsApp」の方がより信頼できると主張している。
Zuckerberg氏は、Metaが運営する「Instagram」に、「WhatsAppはiMessageよりもはるかにプライベートで安全だ。エンドツーエンドの暗号化が『iPhone』と『Android』のどちらでも有効で、グループチャットも保護される」と投稿した。さらに、iMessageにはない消えるメッセージなどの機能も強調した。
屋外広告には「デバイス間での個人的なメッセージを保護しよう」とある。その上には、iMessageの画面上でのやりとりを示す青い吹き出し(iPhoneユーザーからのメッセージ)と緑の吹き出し(Androidユーザーからのメッセージ)を並べて、からかうような印象を与えている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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