Netflixの会員数が第3四半期に241万人増加し、上半期のかつてない規模の減少から一転し、予想を上回る力強い回復を見せた。
世界最大規模の動画配信サブスクリプションサービスであるNetflixは、米国時間10月18日の第3四半期決算報告で、会員数が7~9月の間に2億2309万人に増加したことを明らかにした。
これは、会員数を100万人増としていたNetflixの7月の予測を上回っている。Refinitivによると、アナリスト平均予測はそれよりも少し高く、107万人増だったという。また、Netflixの第4四半期の予測もアナリスト予測を上回っており、アナリスト予測は420万人増であるのに対し、Netflixは450万人増を見込んでいる。
会員数が最も多い地域にも変動があった。会員数で常にNetflix最大の市場だった米国とカナダでは、会員数の増加はわずか10万人で、合計7339万人だった。一方、欧州/中東/アフリカ地域では、57万人増加して7353万人に達し、同地域が新たにNetflix最大の市場となった。
同社は現在、アカウント共有に追加料金を課すテストを少数の国で進めており、今回、この取り組みを2023年初頭に拡大することを明らかにした。
Netflixの同四半期利益は14億ドル(1株あたり3.10ドル)だった。前年同期は14億5000万ドル(1株あたり3.19ドル)。売上高は79億2600万ドルで前年同期比5.9%増だった。
アナリスト平均予測は、売上高78億3700万ドル、利益はNetflixの予測と同じで1株あたり2.14ドルだった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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