oViceは10月18日、ゼネコンの戸田建設と共同で、リアルとバーチャルを融合させた大規模なデジタルツインスマートオフィスの開発を開始した。
戸田建設が東京都中央区に建設中の本社社屋「TODA BUILDING」を共同で開発するもので、ハイブリッドワークなど多様なワークスタイルに適応できるオフィスビルを目指す。両社は戸田建設の「T_FIT HATCHOBORI本社ビル」をモデルに、すでに連携を開始しているという。
デジタルツインスマートオフィスでは、NFC(近距離通信)やBluetooth Low Energyなどの技術を活用し、リアルオフィスに出社している社員の位置を特定、リアルオフィスとレイアウトをそろえたバーチャルオフィス上でも同位置にアバターを設置する。
加えて、バーチャルで出社している社員とリアルオフィスに出社している社員の一体感えお持ったコミュニケーションを実現するため、バーチャルで出社するための空間なども用意する。
また、空調や照明などの機器類、デジタルサイネージ、トイレやゴミ箱の空き状況に至るまで、バーチャルとリアルを連携させるという。
戸田建設は、2024年に竣工予定のTODA BUILDINGについて、竣工前にバーチャルオフィス上に先行して「オープン」し、リアルオフィスのレイアウト検討などに活かすとしている。
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