仕様をめぐる「GeForce」コミュニティーの抵抗を受け、NVIDIAは、先ごろ発表した12GBモデルの「GeForce RTX 4080」の「発売を中止」し、16GBモデルを米国時間11月16日に出荷予定である唯一のGeForce RTX 4080とすることに決めた。
「製品名が適切ではない」とNVIDIAが述べていることから、12GBモデルを「RTX 4070」として再び売り出す決定を下した可能性がうかがえる。
12GBモデルのRTX 4080は、16GBモデルのRTX 4080や「RTX 4090」とともに発表されたものの、メモリーの容量が少ないだけでなく、グラフィックプロセッサーの速度が遅い、データパスが狭い、CUDAコアが少ないなど、16GBモデルと比べてさまざまな点で劣っていた。仕様を分析した人々は、12GBモデルと16GBモデルの性能の差が大きすぎて同じRTX 4080だとは考えられず、本質的にはRTX 4080と言うよりも、これまでRTX 4070と位置づけられていた仕様に近い、と主張していた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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