三井住友フィナンシャル(SMBC)グループ、三井住友カード、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、CCCMKホールディングス(CCCMK HD)は10月3日、SMBCグループとCCCグループにおいて、資本・業務提携に関する基本合意書を締結したと発表した。
最も支持されるポイントブランドと日本最大級の決済、ポイント経済圏を構築し、両社グループの会員や加盟店といった顧客に顧客価値が高いサービスの提供を目指すという。
資本提携では、決済とポイント事業の共同運営を実現すべく、CCCMK HDをSMBCグループとCCCグループの共同事業会社化する。SMBCグループが4割、CCCが6割の割合で株式を保有する事を目安に協議を進めるという。
業務提携では、三井住友カードとCCCMK HDのポイント事業を統合。SMBCグループ共通のポイント「Vポイント」と、CCCのポイントブランド「Tポイント」を統合した新たなポイントブランドを創出すべく協議していくという。
三井住友カードの利用で統合後のポイントがたまることに加え、Tポイントのアプリやウェブサイトを通じ、公式カードとして三井住友カードの募集も行うなど、キャッシュレス決済分野でも提携する。ポイントと決済を組み合わせたもっとポイントがたまるモバイル決済など、新サービスも検討するという。
基本合意の最終的な契約となる資本・業務提携契約は、2022年12月31日までに締結する予定。統合後の具体的なサービスは、両ポイントのユーザーに不利益や不都合がないように慎重に協議し、詳細については、決まり次第発表するとしている。
CCCのグループ会社であるCCCマーケティングおよび、Tポイント・ジャパンは10月1日、Tポイント・ジャパンを存続会社、CCCマーケティングを消滅会社とする吸収合併により統合。社名は「CCCMKホールディングス株式会社」へと変更している。
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