「ガンダムメタバースプロジェクト」の開発進捗が公表--対話特化のAIキャラの導入も

飯塚 直 佐藤和也 (編集部)2022年09月29日 15時40分

 バンダイナムコエンターテインメントは9月29日、バンダイナムコグループの横断プロジェクト「ガンダムプロジェクト」において、ガンダムシリーズ45周年とガンプラ45周年に向けたプロジェクト「GUNDAM NEXT FUTURE -ROAD TO 2025-」を始動させ、ガンダムメタバースプロジェクト、映像展開、リアルイベントの三本柱で施策を展開していくと発表。ガンダムメタバースプロジェクトについては開発進捗とともに、独自のソリューションとしてAIキャラクター「メロウ」の研究開発を行っていることを公表した。

「ガンダムメタバースプロジェクト」

 ガンダムメタバースは、2022年3月29日に開催された「第3回ガンダムカンファレンス」の中で開発を発表していたもので、今回メインストリートのイメージビジュアルの公開や、それぞれのコロニーについての進捗を発表している。

「ガンダムメタバースプロジェクト」

 まず、メインストリートでは、ガンダムメタバースのビジョンである世界中のガンダムファンが集い、語り合い、さまざまなカテゴリーのコンテンツに出会うふれあいの場を創出。多くのファンがアクセスし、ガンダムならではのコンテンツを楽しみ、コミュニケーションを取り合っていただくことを目指すという。


 ガンプラコロニーについては、2022年度内のクローズドテストに向けて開発中。現在、開発に向けた知見を集めるため、さまざまなテストを行っている状況だという。

「ガンダムメタバースプロジェクト」

 具体的には、現在実施している「THE GUNDAM BASE VIRTUAL WORLD」ではガンプラの画像を投稿する形式となっているが、将来的には「ガンプラスキャン」を活用しデジタルデータとなったガンプラの展示が行えることを目指しており、自分が組みたてたガンプラをメタバース空間に展示することで、ファン同士の交流の機会を創出を想定。

 また、2022年の夏にファンテストを実施した「ガンプラスキャンバトル」が好評だったことから、「GUNDAM NEXT FUTURE -TOKYO BASE-」でも、スマートフォンで360度スキャンして映像に取り込む第2回テストを実施する。

「ガンダムメタバースプロジェクト」

 ガンプラコロニーに続いて、esportsコロニーについても計画中。その皮切りとなるタイトルとして、「GUNDAM EVOLUTION」のPC版を2022年9月22日にリリースしており、家庭用ゲーム機版のリリースも2022年12月1日に予定している。

 さらに、ファン同士のコミュニケーションを活性化させるため、さまざまな言語を自動翻訳できる技術を活用したシステムの開発。ガンダムメタバースに毎日足を運びたいと思わせる空間を形成するため、独自のソリューションとして、AIキャラクター「メロウ」の研究開発を行っている。

 AIキャラクター「メロウ」は、将来のガンダムメタバースにおけるAIキャラクターのルーツとなる「試作1号AI」として、動画ライブ配信でガンダムファンと「対話」することに特化して開発中。

「ガンダムメタバースプロジェクト」

 近い将来、AIキャラクターがメタバース空間でファンを出迎え、話し相手になったり、見ず知らずのファン同士が一緒に盛り上がれる話題を提供したりするなど、遊園地のキャストのような役割を担うという。

「ガンダムメタバースプロジェクト」

 なお、同社とバンダイナムコ研究所では、AI技術を活用したライブ配信・実況を行うAIキャラクターのプロジェクト「プレイBYライブ」を9月29日に発足。同社が展開する、IPメタバースや動画配信、ライブ会場などのエンターテインメントに、バンダイナムコ研究所が研究開発を進める最先端のAI技術を組み込むことで、完全独立型の新たなバーチャルキャラクター像を具現化させるプロジェクトとなる。

 AIキャラクター「メロウ」も「プレイBYライブ」システムを備え、今後、AIキャラクターによる動画ライブ配信を実施予定。詳細は後日発表する。

 映像展開では、ガンダムシリーズのTVアニメーション最新作「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の放送開始を皮切りに、「GUNDAM NEXT FUTURE×BS11ガンダムアワー」やガンダム公式YouTubeチャンネル ガンダムチャンネルなど、展開を強化。

「ガンダムメタバースプロジェクト」

 リアルイベントについては、2022年11月から東京国立博物館で開催される「150年後の国宝展」にガンダムをテーマとして出展。GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の動くガンダム「RX-78F00」の1/10スケールの試作モデルを展示するという。

(C)創通・サンライズ・MBS
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