Adobeは米国時間9月15日、大手ウェブデザインプラットフォームのFigmaを200億ドル(約2兆9000億円)の現金と株式交換で買収することを発表した。Adobeは発表の中で、広く利用されているFigmaのコラボレーションデザインツールを称賛した。Figmaは、Adobe独自のウェブデザインツール「Adobe XD」に対する最大の競合だった。
Figmaは自律的な経営を続けながら、成長を加速する機会も得ることになると、同社の最高経営責任者(CEO)であるDylan Field氏は15日、公式ブログで述べた。
「イメージング、写真、イラストレーション、動画、3D、フォント技術に関するAdobeの専門技術を、Figmaのプラットフォームに取り入れる機会を得られる」と、Field氏は述べた。また、教育向けの無料での提供は続けるという。
買収は、規制当局とFigma株主による承認を経て2023年に完了する見込みだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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