アマゾンジャパンは9月13日、第11世代となる「Kindle」「Kindleキッズモデル」を発表した。
価格(税込)は、Kindleの広告ありモデルが1万980円、広告なしモデルが1万2980円、キッズモデルが1万2980円。同日から「Amazon.co.jp」で予約受付を開始する。10月12日から出荷する予定。
新世代のKindleはブラックとデニムの2色展開で、サイズは縦157.8mm×横108.6mm×厚さ8.0mm、重量は158g。より軽くてコンパクトなデザインを採用しつつ、前世代モデルとなる2019年発売の第10世代と比較すると約3倍となる解像度300ppiの6インチディスプレイを搭載する。
このほか、前モデルと比べてストレージは2倍の16GB。バッテリーは最大6週間持続可能で、高速充電を可能とするUSB Type-Cポートを採用した。
また、前モデルに引き続きフロントライトや明るさの調整機能を搭載するほか、エントリーモデルとなるKindleへダークモードを新搭載。ほかのKindleシリーズ同様に明るい陽射しの屋外、明るさを抑えた暗い室内でも快適に読書ができるという。
新世代のKindleキッズモデルは、本体カラーはブラックのみ。保護カバーはスペースホエール、ユニコーンバレー、サブマリンの3色を用意する。2年間の限定保証と、1000冊以上の子供向けの本が読み放題になる「Amazon Kids+」を1年間追加料金なしで利用できる特典が付与する。
なお、「岩波少年文庫」「角川つばさ文庫」「講談社青い鳥文庫」「集英社みらい文庫」「小学館ジュニア文庫」などの子供向け文庫から、児童文学の名作、歴史や科学などの学習コンテンツもラインアップする。集英社は10月1日から、「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 ノベライズ みらい文庫版」「劇場版 ONE PIECE STAMPEDE ノベライズ みらい文庫版」「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜 ノベライズ みらい文庫版」の提供も開始するという。
同日には、「About Amazonブログ」で、新世代Kindleシリーズの発売に合わせた「読書体験をもっと豊かに。Amazonが本好きの皆様と歩んできた10年を振り返る」を公開。日本での発売から10年を迎えたKindle電子書籍リーダーとFireタブレットが、この10年でどのように進化したかを紹介している。
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