楽天グループのRakuten Koboは5月21日、新型電子書籍リーダー「Kobo Elipsa(コボ エリプサ)」の日本国内での販売を6月25日に開始すると発表した。予約受付を5月21日より開始している。
Kobo Elipsaは、Kobo電子書籍リーダー史上最大の画面幅である10.3インチのディスプレイ(E Ink Carta 1200タッチスクリーン)を採用。解像度は、1404×1872(227ppi)。32GBメモリを搭載し、一般的な小説で約2万8000冊分、コミックで約700冊分(テキスト形式の書籍1冊分のファイルサイズを約1MB、コミック1冊分を約40MBとして算出)のデータが保存できる。
また、専用のスタイラスペン「Koboスタイラス」を付属し、電子書籍上やメモ帳機能である「ノート」に手書きでメモを取ることができる。ペンの種類や太さ、色をカスタマイズできる「ファンクションボタン」と「消しゴムボタン」を搭載。書く・消す・ハイライトを引くなどの操作を、スタイラスペンひとつで切り替えできるという。なお、現時点では一部の電子書籍で利用できないが、今後のソフトウェア更新にて対応する予定。
本体サイズは、縦193×横227.5×厚さ7.6mm。重量は、約383g。バッテリー持続時間の目安は、数週間(ライトおよび、Wi-Fiをオフにした状態で、1ページにかける時間を約1分、1日30ページ読書した場合)。カラーは、ミッドナイトブルーのみ。防水機能は搭載しない。
販売価格は、4万6990円(税込)。予約は、「楽天Kobo電子書籍ストア」や家電ECサイト「楽天ビック」、「ビックカメラ」の店頭および、ウェブサイト、「ソフマップ・ドットコム」、「コジマネット」、「Joshin webショップ」にて受け付けている。
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