「Raspberry Pi OS」はデスクトップ環境を向上させる最新アップデートにより、テキスト検索やネットワーク管理機能が強化されたほか、Raspberry Piのカメラシステムが利用しやすくなった。
Raspberry Pi OSには、「File Manager」「Raspberry Pi Imager」「Image Viewer」のようなアプリを探すための新たなテキスト検索ボックスが追加された。「Raspberry Pi」用キーボードであればRaspberryキーを、「Windows」用キーボードであればWindowsキーを押せば呼び出せる。既存のメニューの位置は変わらない。
音声出力を表すアイコンと音声入力を表すアイコンもある。また、USB接続やBluetooth接続のオーディオ機器をつなぐと、マイクのアイコンが表示される。
多くのLinuxディストリビューションで採用されている、タスクバーでネットワークアイコンをクリックしWi-Fiネットワークを選択するための「NetworkManager」機能も追加された。現在は、dhcpcdがデフォルトのネットワーク管理機能になっているが、将来的にNetworkManagerがデフォルトになるという。
また、今回のリリースには、既存のライブカメラよりも使い勝手が向上した新しいPiカメラ用Pythonライブラリー「Picamera2」も含まれている。
新しいOSイメージファイルは、Raspberry Piのダウンロードページからダウンロードできる。また、Raspberry Pi Imagerを使用してOSを直接SDカードに書き込むこともできる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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