EcoFlow Technology Japan(EcoFlow)は9月5日、電気を自給自足するオフグリット生活を体験できる場所として、長野県伊那市横山に「EcoFlow House」をオープンしたと発表した。9月15日より一般公開を開始する。
伊那市は長野県南部に位置し、東は南アルプス、西は中央アルプスに囲まれ、中央に天竜川や三峰川が流れる自然豊かな地域。車で東京から3時間、名古屋から2時間の距離にあり、かつてはスキーリゾート地として賑わった。
EcoFlowは、ポータブル電源やクリーンな電力技術を開発する企業。今回、長野県伊那市の住民らと「EcoFlow Houseプロジェクト」を始動し、伊那市横山にあったキャンプ場の避難所やアクティビティースペースとして使用されていた建物をリノベーションして、EcoFlow Houseを建設した。
EcoFlow Houseは、EcoFlowパワーシステムというエネルギーマネジメントシステムを搭載し、ソーラーパネルによる太陽光発電、およびバッテリーへの蓄電により、山の中腹部や電力供給がない場所でも電気の自給自足が可能。施設内にはポータブルクーラーも設置され、EcoFlow主要商品を体感することができる。
なお、期間内にEcoFlow公式ウェブサイトでポータブル電源「DELTA 2」を購入した人を対象に、抽選でEcoFlow Houseに1泊できるキャンペーンを開催している。
施設内にはベッド、ソファ、テーブルなどの家具や家電、調理器具などが備えられ、食事提供はないが併設キッチンの利用が可能。また、シャワー設備はないが、近隣には温泉施設がある。最大4名の宿泊ができ、ペットの同伴も可能だ。
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